御文

御文(おふみ)

親鸞聖人がなくなってから200年後、本願寺の蓮如上人が全国各地の文字の読めないご門徒のために、真宗の教えをわかりやすく書いた手紙(御文)を送りました。地域の代表者は大勢の前でそれを読み上げたのです。御文は読むことを念頭にして書かれた文章と言われています。その影響力は絶大で、本願寺を日本最大の教団に育てました。文書伝道や広報のさきがけと言えるでしょう。